今回からKiCadでarduino shieldの作成をしてみます。
私はarduinoを持っていないのであくまで流れを掴むための題材です。
注意として基板外形、ピンアサインなどは一応資料をもとに作りますが
保証できませんので悪しからず。
また、私のKiCadは英語版なので日本語版を使う場合は読み替えて下さい。
1.KiCadをダウンロードしてインストールして下さい。
2.KiCadをスタートメニューから起動します。
3.トップ画面のFileメニューよりNew→Blankをクリックします。
4.ダイアログが出てくるので適当なプロジェクト名を入力して保存します。
5.EeSchemaボタンを押して回路図エディタを起動します。
6.回路図エディタが表示されたらpage settingsボタンをおして回路図のタイトルなどを入力します。
ここで回路図のサイズも設定できるのでA4かA3に設定します。
7.save schematic projectボタンで保存します。
ここまでが回路図を書く前の下準備です。
さていよいよ回路作成ですが、まずarduino shieldのピンアサイン情報を本家のフォーラム
よりダウンロードしてきました。このダイアグラムはイタリア人の方が作成してくれたようです。
そして本チュートリアルではBluetoothモジュールを使ったシールドにしようと思います。
モジュールとの配線はそんなに数がないのでお手軽かと。。
回路シンボルの配置に移ります。
1.place a component ボタンを押して部品を置きたい場所でクリックすると部品選択のダイアログ ボックスが表示されます。
2.select by browser ボタンを押すとブラウザ画面が出てくるのでここで左ペインに表示される
ライブラリから"conn"ライブラリを選択して"CONN_*"あたりで使いたい極数の連結ピンを選びます。
KiCadには基本的なライブラリがはじめから用意されており今回使うconnライブラリはコネクタ系のライブラリです。
3.insert componentボタンをおして部品を配置します。
このときRボタンを押すとシンボルの方向が変えられます。
4.ここで回路にメモ書きをいれましょうplace graphic text ボタンでテキスト入れることができます。
電源シンボルの配置と結線に移ります。
電源電圧やGNDを描いて回路が成立させましょう。
1.place a power portボタンをクリックします。
さっきの部品配置と同様に、VCCやGNDを配置していきます。
シールドのピンアサイン情報をもとに電源シンボルを配置します。
2.place a wireボタンをクリックします。
連結ピンの端から電源シンボルの端の間を配線します。
今回はここまでです。
おつかれさまでした☆