プリント基板において半田付けする銅箔部分をランドといいます。
また、基板に描かれる部品番号や部品外形を印字をシルクといいます、部品取り付けに必要な穴をドリルといいます。これらをまとめて部品単位で用意したものをフットプリントといいます。
回路図を作成するために回路シンボルが必要なら、基板を設計するためにフットプリントが必要となります。
そして回路シンボル同様にCADにはライブラリという形で読み込ませます。
また、基本的なフットプリントはあらかじめ用意されています。
今回はBluetoothモジュールのフットプリントを用意しましたので下記からダウンロードして回路シンボル同様に読み込ませてください。
1.CvPCBを起動します(回路エディタの隣のアイコンです)
2.ライブラリを読み込ませます
Bluetoothのライブラリを読み込ませたいので画面のPreferenceよりライブラリの設定を行います。ここでmylib footprintが読み込まれるようにしてください。
3.ネットリストにフットプリント情報を関連付けます。
Fileメニューからネットリストを読み込ませると、部品番号(D1など)ごとにフットプリントが選択できるようなりますので下図のように割り当てて保存してください。
ここではLEDや抵抗はディスクリート部品を使っていますが、ここのLED-3MMとか表面実装部品(チップ部品)のフットプリントに変更することもできます。
4.基板エディタを起動します
CvPCBは閉じます。
CvPCBを起動したトップ画面より、となりにあるPcbnewをクリックします。
5.基板エディタよりネットリストを読み込ませます
ToolsメニューのNetlistをクリックすると次の画面が表示されるので、
BrowseNetlistFilesよりネットリストを読み込ませて、ReadCurrentNetlistをクリックすると
基板エディタ上にフットプリントが読み込まれます。
こんかいはここまでです。