Sharp SHV40 電話帳をローカル連絡先で管理する方法

Sharp SHV40 では、携帯からデータを移行した場合、電話帳が電話機本体の連絡先に登録され、Google連絡先とは、異なる登録先のデータに格納されます。下図のように、連絡先データが2っあることになります。ですが、利用する連絡先としては、Google連絡先しか使えない為、移行したアドレスは、見ることはできますが編集できない連絡先となります。新規追加する場合、Google連絡先に追加されていくことになります。利用する連絡先を本体の連絡先に変えれれば、良いのですが、Android7.0では、切り替えの設定では、Google連絡先しか表示されません。Android8.0にOSアップデートした場合、これが改善されます。

f:id:russianble:20180415222344j:plain

OSアップデート後、電話帳アプリの設定を開くと、以下の[新しい連絡先のデフォルトアカウント]でPhone(本体連絡先)が選べるようになります。ですが、ここで注意点があります。アップデートを実行すると、本体連絡先に登録されていた場合、自動でGoogle連絡先に移行されます。本体連絡先で使う場合は、データを元に戻す必要があります。データをエクスポートして、インポートしたデータを本体連絡先に展開すれば、本体連絡先で運用することができます。Google連絡先で統一する場合、このままでも問題ありません。

Google連絡先のデータと本体の連絡先は、両方電話帳に表示したり、どちらかだけを表示したり、切り替えることこもできます。その場合、下記設定の[表示する連絡先]のカスタマイズで変更できます。

f:id:russianble:20180415235238p:plain

Android8.0に移行しない場合についてですが、その場合、Google連絡先でしか運用できないので、本体連絡先のデータをGoogle連絡先に移行すると一丸管理できます。本体連絡先をエクスポートして、インポートでGoogle連絡先に展開すれば、Google連絡先として全てのデータを管理できます。その場合、本体連絡先のデータを消さないと重複した状態になるので、本体連絡先のデータは、消した方が分かりやすいと思います。Google連絡先を使うと、インターネット上にデータをアップロードすることになりますが、それが嫌な場合、アカウント設定の同期で、連絡先の同期を除外すれば、避けられるかもしれません。詳しく調べていない為、完全に防げるかは、分かりません。

 

 🔰Android8.0に変更すると電話帳アプリの画面デザイン、動作仕様など大幅に変更されます。その他様々な機能でも変更があります。一旦アップデートすると元に戻せないので、詳細を確認してから実行しましょう。詳しい情報は、以下のリンクをクリックして下さい。

 OSアップデート|AQUOS sense SHV40サポート情報|サポート|AQUOS:シャープ